「筋肉痛がないと意味ない?」──安心してください、それでも効果はあります。


 

「筋肉痛がないんですけど、ちゃんと効いてますか?」

トレーニングを始めたばかりの方から、よくいただく質問です。

たしかに筋肉痛があると「やった感」があって、効果を感じやすいですよね。

 

でも、まずお伝えしたいのはこれです。

 

そもそも、体を動かしている時点で十分効果はあります。

 

筋肉痛がなくても、筋肉はちゃんと反応している


トレーニングを繰り返していくと、筋肉が負荷に慣れてくる(適応する)ため、

同じメニューでも筋肉痛が出にくくなるのは自然なことです。

 

これは「効いてない」のではなく、

身体がちゃんと強くなっている証拠でもあります。 

 


筋肉痛にしたほうが良いの?


もちろん、筋肉痛になるほどの強い刺激は、筋肉の成長を促すキッカケになります。

でもそれは「毎回やらなきゃいけない」ものではありません。

 

もし毎回筋肉痛にしたいなら…

 

重さを変える

 

回数を増やす

 

種目や動きを変える

 

など、“今の自分にとって慣れていない刺激”を与える必要があります。

 

でもよくクライアント様に…

 

「筋肉痛になりたかったら、もっと追い込んでみますか?」と聞くと

「あ、いや、大丈夫です(笑)」って返ってくることが多いです。

 

トレーニングを継続するにはこれくらいの温度感でいいんです。

無理して筋肉痛を追いかける必要はありません。

 


まとめ:筋肉痛は“あってもなくてもOK”


筋肉痛は「頑張った証」ではありますが、
「なかった=効果がなかった」わけでは決してありません。

  • 動いたこと

  • 続けられたこと

  • 少しずつできることが増えたこと

そのひとつひとつが、身体の中ではしっかり変化として積み重なっています。

 

だから焦らず、今日の自分をちゃんと認めてあげてください。
筋肉痛はオマケです。