痛いのや辛いのが苦手。そんな人でも続けられるトレーニングのコツ


先日、お客様からこんな質問をいただきました。

「私、痛いのとか辛いのが苦手なんです…そういう人でも、一人でトレーニングを続けるコツってあるんですか?」

 

この質問、とても大事だなと思ったので、
私なりの考えをここでまとめてみたいと思います。

“10じゃなくて6か7”で止めていい


トレーニングって、どうしても「キツイことをやらないと意味がない」
そんなイメージを持っている人が多いかもしれません。

でも私は、
「10(限界)」まで頑張らなくても、6か7くらいで止めていいんですよ
とお伝えしています。

 

無理にツラいところまでやらなくても、
それでも十分、体は変わっていきます。


続けられている人も、最初から強かったわけじゃない


実際に、最初はスクワットが5回しかできなかったお客様がいました。
「これ以上は無理…」という状態からスタートした方です。

でもその方は、
5回 → 7回 → 10回 → 15回 → 重りを持って挑戦
…というように、無理のないペースで少しずつステップアップしていきました。

今では、20kgの重りを持って15回スクワットができるまでに成長されています。

 

もちろん、今でも「ツラい」とは感じているかもしれません。
でも、「何も持たず5回が限界だった頃」と比べたら、明らかに体は強くなっています。


まずは見た目の変化より「できるようになったこと」に目を向けてみる


そのお客様が特にすごいなと思ったのは、
「足やお尻の見た目がどう変わったか」よりも、
**「どれくらいできるようになったか」**に目を向けていたことです。

 

数字や見た目より、「できること」「やれた回数」にフォーカスすると、
小さな成功体験が積み重なり、気づいたら続けられている
そんなパターンが意外と多いんです。



最後に——


最後に伝えたいのは、
**「痛くなるまで、ツラくなるまでやらなくても、運動の成果はちゃんと現れる」**ということ。

習慣を作りたいと思った時は、
「どれだけ成果が出たか」ではなく、
**「今日もやれた」「行動できた」**ということに目を向けてほしいんです。

今よりも、**一つだけでも多く運動できたら、もうそれだけで“新しい習慣”**になります。

 

あなたにとって無理なく続けられるペースで、
少しずつ、自分の体と仲良くなっていきましょう。