続けられる人、続かない人。その違いは意外とシンプルかもしれません。


「この人はきっと続くな」
「ちょっと心配かも…」

 

日々お客様と接している中で、なんとなくそんな印象を受けることがあります。
もちろん人それぞれですが、これまでの経験の中で「続く人」「続かない人」には、ちょっとした傾向があるように感じています。


続けられる人は、“現実”を受け入れている人



体験の段階でご自身で「すぐに結果は出ないですよね」と話される方や、

「過去にいろいろ試したけど、続けられなかったんです」と素直に話してくれる方。

 

こういった方は、いい意味で“自分に期待しすぎていない”状態からスタートしているので、

ペースを崩さず、長く続けられるケースが多いです。

 

また、自分の過去と向き合えている人は、変わろうとする意志も静かに強いように感じます。


続かなくなる人は、最初から飛ばしすぎてしまう人



一方で、「入会してすぐ体重を落としてくる」「急に毎日トレーニングを始める」「食事をガラッと変える」など、
最初から全力疾走で走り出すタイプの方は、ペースを保てず失速してしまうケースも少なくありません。

もちろん、最初に勢いよくスタートされる方には、その前向きな行動力に対して「いいですね!」と素直にお伝えしています。
スタートにエネルギーを持てることは、それだけで大きな強みです。

 

そのうえで、「この調子で無理なく続けていけると理想ですね」といった形で、
自然と継続の意識を持てるような声かけを心がけています。


成果が止まる時期は、誰にでもやってくる


多くの方が、

始める → 成果が出る → 成果が止まる → やっても意味がないと感じる → 辞めてしまう

というスパイラルに陥りがちです。

だからこそ私は、最初にこうお伝えしています。

「成果が出なくなる時期は必ず来るので、その時にどう乗り越えるかが大事です」

 

調子が悪い時には、レベルを落としてもいいし、やり方を変えてもいい。
むしろ、変化に応じてやり方を柔軟に変えていける人の方が、継続力は強いと感じています。


結局続けることの中にしか、本当の変化はない


トレーニングもダイエットも、やればすぐに効果が出るものではありません。
うまくいく時もあれば、なかなか変化を感じられない時期もあります。

でも、「続けられる人」って、特別な才能があるわけではなくて、
続かない時期をどう過ごすかをあらかじめ意識できている人なんだと思います。

 

もしこれから何かを始めようと思っている方がいれば、
「うまくいかない時期ややる気が起きない時に、辞めずに何とか続けられる方法」をイメージしてみてください。
それだけで、きっと継続力は大きく変わるはずです。